★PCスペック★
2019年12月購入。価格約50万円(周辺機器一式込み)
XPS 15 7590(スプレマシー)
CPU:第9世代 インテル® Core™ i9-9980HK (16MB キャッシュ, 最大 5.0 GHz まで可能, 8 コア)
ディスプレイ:15.6インチ 4K UHD (3840 x 2160) フレームレス 反射防止 タッチ IPS 100% AdobeRGB 500-Nits ディスプレイ
メモリ:32GB DDR4-2666MHz, 2x16G
GPU:NVIDIA® GeForce® GTX 1650 4GB GDDR5
SSD:1TB M.2 PCIe NVME SSD
OS:Windows 10 Pro (64ビット)日本語
Office:Microsoft® Office Professional 2019 (日本語版) ※外箱に添付
保証:4年間 Premium Support Plus(訪問修理:月-土 9-17時)
https://www.youtube.com/watch?v=w2KSqqc3mJw&feature=youtu.be
第1章 起
なぜ朝というのは、こうも唐突に始まるのでしょう。
無意識のうちに、枕元に置いてあるメガネに手を伸ばし、これから朝の支度が始まります。
でも、今日はやっぱりちょっと体が軽いです。
今日の髪形は・・どうしようかなぁ?
ちょっと迷ったけれど、ツインテールに決定!
お化粧もいつも以上に気合をいれちゃうぞー
私は、暁美ほむら 22歳。
都内の大学に通う4年生なのですが・・
今は久しぶりに帰省して見滝原にいます。
驚いたのは、帰省した翌日に昔のお友達から
「ほむらも今度、一緒にお茶しない?」
とメールが来たことです。私は、とっさに
「え? なんで知ってるの?」
と返してしまったのですが、それでよかったのでしょうか。
それから、
「(`・∀・´)エッヘン!!さやかちゃんの情報網を侮ってもらっては困りますねぇ」
「それはともかく、マミさんや杏子、まどかも来るからどう?」
と、とんとん拍子にお話が進んでいって
今度の日曜日にみんなで会うことになったんです。
「まどか、今どんな感じになってるんだろう?」
実は、まどかとは中学卒業以来会っていないのです。
それぞれ別の高校に進学し、もちろん大学も別。
まどかはもう学内恋愛で婚約者もいると聞きます・・
もちろん、まどかが幸せになってくれるのなら私はそれでいい。
でも、なんだかまどかがちょっと遠い人になってしまうみたいで、
私なんかもう入り込むすきなんて・・
って、今はそういうときではありませんね。
とにかく、みんなと会えるだけで幸せ!
そう、やっぱりポジティブにならないと!
朝食を終え、出発までまだ時間があります。
私の一日はまだ始まったばかりなのでした。
第2章 承
最後にマミさんの家に行ったのも、いつ以来だろう。
中学生のときは、一緒に魔女と戦った後、帰りにお茶会に誘われてたなぁ。
いつも、それがひそかな楽しみだったのは、みんなも同じだったんじゃないだろうか。
ピンポーン
「おはようございます 暁美でーす」
ガチャっとドアが開くと、ものすごいおしゃれな女性が出てきました。
もちろん、金髪なところや「暁美さん、おひさしぶり」とやさしく声をかけてくれたところから、
マミさんだというのはわかります。
でも、すっかり垢ぬけた、「マダム」みたいな雰囲気で、驚いたのは確かです。
しかし、本当に驚きの連続だったのはこれからでした。
すでに、美樹さんや佐倉さんも来ていました。
私を入れて4人の「元」魔法少女が集まったことになります。
美樹さんは、髪を伸ばしていて、やはり雰囲気がガラリと変わっていました。
私も人のことは言えないのですが、毎日の手入れが大変だろうなぁ。
でも、すごく念入りに髪をとかしているようで、すごくつやつやですって、
私何をじっくり観察してるんだろう。
佐倉さんは、なんというか美樹さんと対照的というか・・
同じロングヘアーなんですけど、服装がボーイッシュで、
さばさばした感じにさらに磨きがかかっています。
でも、近寄りがたいという感じではなくて、彼女の人の好さが全身からにじみ出ています。
みんなが高校や大学の間に私よりも先に行ってしまったことは、そのあとの会話からも。
話題は、近況報告にはじまり、好きなブランドや、ファッションデザイナー、
果ては結婚や家族計画(?)まで!
私が来てから15分くらい経ったころでしょうか。
また、インターホンが鳴りマミさんが「あら、鹿目さんかしら」と、
ドアまで歩いていきました。
しかし、なにやら雰囲気がピリピリしています。
これは・・まさか!
第3章 転
間違いない。
これは、私たち魔法少女の永遠の敵「魔女」です。
「みんな、変身よ!」
マミさんの号令とともに、私も魔法少女姿に変身します。
こんな時でも、マミさん、美樹さん、佐倉さんは華麗さを忘れません。
(私も、ちゃんと変身できたかな?)
私たちは、まず魔女の動きを封じ込めることにしました。
まず、私が盾で時間を止めて、マミさんのリボンで拘束します。
そして、美樹さんと佐倉さんの必殺技でとどめを刺す、という手はずです。
しかし、この魔女、どうもこちらの動きを読んでいるようで、時間停止の魔法を使っても、それを解除したところで微妙に攻撃がずれてしまいます。
「あー、もうらちが明かないわ」
みんな、徐々に疲れてきています。
早く決定打を見つけないと・・
そんな中、私たちと魔女の反対側から、ヒューンと勢いよく一本の矢が飛んできました。
「お待たせー。みんな、遅れてごめんなさい」
その声は、まさか、まどか!
しばらく会っていないけど、最初に会って助けてくてくれた時の声のトーンと同じだからすぐにわかりました。
「鹿目さん。助かったわ」
「まどかがいれば、百人力だわー」
みんな口々に、まどかの加勢を歓迎します。
私も、何か言わないといけないんだけど、なぜか言葉が出ません。
程なく、まどかのほうから
「ほむらちゃん、お久しぶり。大丈夫だった?」
と言われてしまう死末。
一方の魔女は、明らかにまどかに執着があるらしく。
まどかに向って、集中的に攻撃を浴びせてきます。
しかし、冷静さを失った魔女にはスキができるもの。
まどかが、魔女の注意を引いている間に私たちは背後に回って、
全員で必殺技を決めます!
「ティロ・フィナーレぇ!」
ちょっと掛け声がずれてたような気もするけど、技自体の息はぴったりです。
魔女は、うなり声をあげつつ閃光の中に消えていきました。
後から聞いた話ですが、さっきの魔女はかつてまどかの命を狙っていた魔法少女だったとのことです。
願いの結果得た魔法は、時間のスローモーション化。
私だけが相手をしていたら、もしかしたらやられていたかもしれません。
ともあれ、今回手に入れたグリーフシードは、普通の魔女よりも成長していた分、5人分の穢れを十分に吸収してくれました。
みんな、変身を解いてこれから5人で楽しくお茶会です!
第4章 結
魔女と戦っている間はあまり気にならなかった、
というよりも、気にする余裕はなかったのですが、
まどかも、かつてはツインテールだった髪をストレートに伸ばし、
お化粧はナチュラルな感じです。
どこにも子供っぽさはありません。
まどからしい優しい顔つきに、大人の余裕が加わった感じです。
そして、白いワンピース姿はまどかのよさをさらに引き立てていて、
まさに、もう「お母さん」の雰囲気を醸し出しています。
あぁ・・見惚れちゃっていいでしょうか・・
でも、私が見惚れている間もなく、紅茶とお菓子を挟んで、
みんなで楽しいおしゃべりが始まります。
さっきの魔女の話には何とかついていけましたが、
徐々に話題は、まどかの結婚のことにシフト!
まどかも、
「そうなんだよねー」
と、まんざらでもない様子。
私も相槌を打ちながら、話を聞いていたのですが、
話題についていくのがやっとです。
やっぱり、みんな結婚してしまうと、
話が合わなくなっていっちゃうのかなぁ。
でも、まどかはこうして幸せそうにしてくれている。
これこそ私が望んだことではないですか!
たとえまどかと私がそれぞれ別々の道を行くとしても、
それがまどかのためになるのなら私は我慢できる。
私は、まだまだまどかのことになると、迷いが出てしまいます。
でも、これでもよいかなぁと開き直れるようになったのは、
私のちょっとした変化なのでしょう。
こんなことを考えながら、私の一日は終わっていきました。
あとがき
はじめての小説ということで、起承転結で書いてみました。
しかし、実際書き始めてみると自分で考えた展開をフォローするだけでもいっぱいいっぱい。
というよりも、改めて小説の難しさを痛感しました。
実際書き始めてから終えるまで1か月くらいかかりましたから。
小説にはパターンがあるということ。
プロの小説家の方は、同じジャンルを1,000冊読めと言われていますが・・
私の読むスピードでは、寿命が先に来てしまいそうです。
また、なにか電波を受信したら書いてみたいと思います。
そのときも、一度書き始めたものは最後まで書ききるということだけは、守ってみます。