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「ドイツ統一から始まる新しいテロリズム時代」

CH
(1時間50分)

AASJチャンネル提供:NPO法人 オール・アバウト・サイエンス・ジャパン
「ドイツへの新しい眼差し」:日本フンボルト協会関西支部とAASJ共同企画

 日本フンボルト協会は、フンボルト財団奨学生としてドイツで過ごしたことのある様々な分野の方々の集まりです。会の性格から、おのずと会員のつながりがドイツの科学や文化についてのシンクタンクになっています。これまで会員から集まった情報は、専門家向けには発信されていましたが、一般市民とのつながりは皆無でした。
 我が国とドイツは、前大戦での国家主義的体制を奉じて戦い、また戦後めざましい経済発展を遂げるなど多くの共通点を持ってきました。しかし EUの発足とドイツの再統一を契機に、経済政策、原発政策、憲法問題、同盟政策などで両国は際立った違いを見せはじめています。このため、今ドイツから学ぶことは多いのではないでしょうか。
 この機会に、フンボルト会に集まる様々な分野の先生に、「ドイツの今」を、ジャーナリズムではない新しい視点で語っていただき、ニコ動やYouTubeで発信するという企画を始めることにしました。

 AASJチャンネルで放送する第一回は、「ドイツ統一から始まる新しいテロリズム時代」と題して、同志社大学で美学を専門にされている岡林洋教授に、ドイツを代表する暴力映画の旗手、シュリンゲンジーフの映画を題材に、ドイツ映画の暴力表現の背景に隠れた東西統一の後遺症について語っていただきたいと思っています。
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