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村上隆vs若手「トンパチ」アーティストらが大舌戦!~“ABR vs GEISAI”徹底討論 芸術とは何か?

公式
(3時間49分)

ニコニコエンタメチャンネル提供:株式会社ドワンゴ
    今、日本のアートシーンは変革し始めました。
    08年9/11の経済崩壊に同期し、アートの現場も地殻変動が起きました。
    マーケット主導だったシーンがその牽引力であった「金」を見失い、寄る辺を失
    いながらも自らの立ち居地を模索し、這い回っています。
    その中、シーンへの不満と苛立を隠さない若い世代のアーティスト達が混沌とし
    たシーンの虚をついて続々とデヴューし、世代間闘争を牽引力に自らの立ち居地
    を表明し始めています。
    カオスラウンジや0000(←アートユニット)杉浦慶太(写真家)青木亮太(陶芸家) 等。

    短絡的な煽り文句に支えられたシーンの構成には、戦後日本の繰り返してきた悪
    しき慣習が見え隠れもしています。
    そうしたムーブメントにエールを送りつつも異議申し立てをイベント形式で行っ
    てきた2つの活動。

    1つは、岡田聡による若手アーティスト同士を決闘させる展覧会、「アートバト
    ルロワイヤル(ABR)」の運営とUSTでの放送事業。

    1つは、村上隆によるGEISAIというイベントの開催とニコニコ生放送でのGEISAI
    放送大学等のメディアへのアプローチ、がそれです。

    若手アーティストの百姓一揆。それを応援しつつも無秩序さに危機感を感じる年
    上のオーガナイザーの渦巻きが、一つのムーブメントとなって戦後日本に淀んで
    いた問題の核心部分を一気にさらけ出させようともしています。

    2010年の上半期に同時に起こった2つのアートイベント、ABRとGEISAI放
    送。2つが合体したアートトーク番組が「ABR vs GEISAI 芸術討論番組~日本に
    とっての芸術って何?」なのです。

    ※アートバトルロワイヤル(ABR)とは…?
    2010年より東京都トーキョーワンダーサイトにて開催された精神科医で美術コレ
    クターでもある岡田聡氏企画の展覧会。次世代の地平線を見せるであろう若手
    アートグループ同士の決戦をコンセプトにし、連動企画として会期中Ustreamに
    よるトーク番組が毎週日曜日放送された。
    出展者にはカオスラウンジ、0000、遠藤一郎率いるnow等。

    ※GEISAIとは…?
    2001年より開始された村上隆がプロデュースする「芸術の祭典」。アートフェス
    ティバルとコンペの複合イベント。関連企画の人材育成プロジェクトである

    「GEISAI大学」はインターネット配信を中心とした「GEISAI放送」へ。1万人入
    場(美術関連ネット番組では過去最高)を記録したニコ生「村上隆の芸術実践論」
    や、東浩紀氏の乱入が話題となった「GEISAI大学 放課後~カオスラウンジとは
    何か?~」等アートシーンに確実に”事件”を残す放送多数。

    TIME誌「世界最も影響力がある100人」にも選ばれた世界的なアーティスト村上
    隆氏の「日本でアートをやる意味があるの?」という問いに「新時代のアートを
    支える若手」約二十数名が一同に集結してトークバトル!日本の美術・文化はこ
    れでいいのか?今夜、この問題にひとつの結論が生まれる!!

    【出演者】村上隆(総合司会)、岡田聡(MC)、美大生軍団、GEISAIアーティスト、
    カオスラウンジ、0000、その他若手アーティスト多数


    特設サイト
    http://gallery-kaikaikiki.com/2010/07/art_battle_vs_geisai02/

    参加アーティスト情報はこちら
    http://gallery-kaikaikiki.com/category/event/abr_vs_geisai/a-info_abr2/

    観覧募集はこちら
    http://gallery-kaikaikiki.com/2010/08/form/