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GPIF改革で株式市場はどうなる? 小幡績×池田信夫

CH
(1時間03分)

言論アリーナ提供:株式会社アゴラ研究所
アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。7月29日(火曜日)は、午後8時から1時間にわたって、慶応大学准教授の小幡績さん、アゴラ研究所所長の池田信夫さんによる「GPIF改革で株式市場はどうなる?」を放送します。

GPIFは、年金積立金管理運用独立行政法人の英語名である「Government Pension Investment Fund」の略。2006年(平成18年)に前身の年金資金運用基金を改組して設立され、厚生年金と国民年金の管理運用業務を行う独立行政法人のことをいいます。厚生労働大臣から寄託された積立金の管理及び運用を行うと共に、その収益を国庫に納付することにより、厚生年金保険事業及び国民年金事業の運営の安定に資することを目的としています。

安倍政権は6月に閣議決定した成長戦略で公的年金の運用について、(1)株式などへの分散投資の促進、(2)リスク管理体制の見直し、(3)運用利回りの向上を明記し、公的年金の運用見直しを議論する有識者会議を設置しました。世界最大の機関投資家であるこのGPIFに「アベノミクス」の風圧が強まりつつあります。日本国債など国内債券に偏っている安全・低リスク運用を転換し、年金運用の収益を上げるとともに株式や不動産関連などにも投資の分散を進めたいというのが政府の思惑のようです。

世界最大のファンドであるGPIFは、これからいったいどうなってしまうのでしょうか?

小幡さんは財務官僚、ハーバード大学での経済学博士号の取得などの経歴を持つ俊英。2014年4月までGPIFの運用委員を務めていた小幡さんの近著「GPIF 世界最大の機関投資家』(東洋経済新報社)を元に、GPIFの知られざる実態や、あるべきGPIF改革をお伺いします。
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