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【生放送】仲山ひふみ×倉津拓也「2014年の柄谷行人、あるいは回帰する「政治と文学」」

CH有料
(2時間47分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

最後まで視聴するには、ネットチケットの購入が必要です

【入場予約はこちら http://peatix.com/event/27969 】

二人の無名の論客による、柄谷行人についての啓蒙的とも専門的とも言い難い――あるいはそのどちらでもある、つまり初心者向けでも上級者向けでもある――奇妙なイベントが2014年2月23日、ゲンロンカフェで開催される。

 雑誌『ユリイカ』に音楽系の論考を寄稿し、また現在はゲンロンカフェの店員として働いてもいる批評家見習い(?)の仲山ひふみ、そして独自のコンセプトに基づいた新しいSNSベースの人文系読書会「関西クラスタ」の主催として一部で大きな影響力を発揮している(?)倉津拓也。じつはゲンロンカフェに二人が登壇するのは、これが初めてではない。ゲンロンカフェ開店以来最長である5時間にもわたるトークと、その議論の混乱ぶりによって伝説化した2014年1月8日のイベント、通称「ひふみねお20」において、両者はすでに邂逅していた。このイベントの随所で垣間見られた両者の思想の差異は、しかしながら残念なことに、指数関数的に上昇する話題の拡散度合いのために当日は充分に展開されなかった。会場にいた東浩紀の介入もあって――もちろんこの介入にはそれ自体、価値があったわけだが――この差異が何に基づくものなのかは曖昧にされたまま、イベントは終了時刻を迎えることとなった。
 今回のイベントはこの差異を充分に展開した上で議論することを目指した、ある意味で1月8日のリベンジ・マッチである。そしてそのバトル・フィールドに選ばれたのが、1960年代末に文芸批評家としてデビューし、いまや国際的な知識人として認知されている思想家の柄谷行人の仕事である。
 東浩紀の師でもあるこの巨人の仕事のうちに、アノニマスな知の前衛を自負する二人(?)はどのような可能性を見出すのか。それは2014年の知的言説の状況に対して、いかなるアクチュアリティーを持ちえるのか。仲山と倉津の二人がそれぞれの立場から、この偉大な思想家の仕事に「解釈」の刃を…
(紹介文が制限字数を超えてしまいましたが、お楽しみに! ゲンロン運営)

【入場予約はこちら http://peatix.com/event/27969 】
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